自然に寄り添う⑤

マインドボディヒーリングと断薬、自然療法の実践により、体質改善へと導いた体験記「自然に寄り添う①〜④」から続いてます。


ドクダミの手当てが効果的面だったので、
その他の自然療法も実践してみた。
一度からだが覚えたら、止まらないのである。

参考にした書籍をもう一度。

  • 「薬草の自然療法」東城百合子著

  • 「症状別健康茶ガイドブック」健康生活研究会


慢性疾患、緊急時も含め、試したのはこんな時。

湿疹、発熱、頭痛、鼻風邪、喉の痛み、呼吸器トラブル、ものもらい、目の疲れ、肩こり、疲労感、胃腸の痛み、霜焼け、吹き出物、毒虫さされ、乾燥肌


実践した対処法はこちら。

大根おろしと生姜おろし入り番茶
こんにゃく湿布
塩番茶の鼻うがい
塩番茶の喉うがい
大根おろし熱さまシート
キャベツ足裏貼り
ネギ味噌
すぎな茶
すぎな化粧水
ドクダミ湿布
ドクダミ、スギナ、ヨモギの薬湯
ビワの葉療法(薬草茶、薬酒、薬湯)
砂浴



そして
体質改善と病気にかかりにくい体質づくりのため、現在意識的に常用しているものがこちら。

番茶、玄米、ネギ、小豆、黒豆、味噌、梅干し、海藻、シソ、スギナ、ドクダミ、ビワの葉、まだある。


今回はこの中から、びわの葉茶をはじめとする「びわの葉療法」についての体験記。

びわの葉
実が食されるのが一般的なビワ。
しかし薬効があるのは葉と種子。

薬効成分はアミグダリンという物質で、これが身体の新陳代謝に必要な成分であるビタミンB17と命名されている。

これが体温と共に温められると浸透し、細胞へ入り、炎症やガン細胞を治してしまうほどの力を発揮する。


さて
そんなビワの葉っぱを用いてお茶をつくりますよ。

私の説明は大概ざっくりでオリジナルなので、詳しくはネットや本で採取方法や乾燥、保存方法を調べてみてください。

1.緑の濃い、肉厚のびわの葉を採取。

2.よく洗い、乾燥させる。

3.小鍋に乾燥葉(大きい葉を1枚使用してます)をハサミでざくざく刻み入れ、葉がしっかりかぶる量の水を加えて着火。湧いたら蓋して、弱火で20分煮出す。

4.放置。液体が茶色いエキスになる。

5.飲む時にもう一度沸かし、飲む。

疲れている時はこれを飲むと、目がクワッ!と開きます。症状の度合いによって、濃さを調節するのが良いと思います。
あまりに体への刺激を感じる濃さだと、ドッと脱力感を感じることも。からだの様子を見ながら、おいしいと感じられる濃さで味わいましょう。

そしてこのお茶にした葉はそこで捨てずに、お風呂に入れてビワの葉風呂にしてじっくり浸かる。
体が芯からあたたまり、凝りや痛みがびっくりするほどとれる。
そして殺菌作用があるので、3日間はその葉を入浴時に使用している。


ビワの葉風呂→ビワの葉茶→就寝


1日の終わりのこの習慣で、寝つきも目覚めも
ぐっっ 。。と、良くなります。

私は乾燥させたら一枚の葉のままで保存しましたが、手でもんで細かくしておくとお茶にする時に便利だと思います。

ビワの葉が入手できない人。
私は祖母の家にびわの木があり、大量に乾燥葉を作らせてもらいましたが
(孫がずいぶん変わったことをする、と驚いている)

ネットや自然食品店などで「ビワの葉茶」として購入することもできます。

お茶とお風呂以外にも、

ビワの葉を用いて
ビワの葉温灸→冷え性
ビワの葉焼酎漬け→毒虫さされ、冷え性

こちらの効果も実感しました。

生葉が手に入れば、体が痛みを感じるところに当てがうだけで症状がよくなります。

手軽に始められる療法ですので、ぜひお試しあれ。


立ち止まって体と頭と心を休めることが何故だかできない、なんだか阻まれる、
そんな現代社会でがんばって働く私たちは疲れている。

でもその疲れは、自然の力を借りることで翌日に持ち越さず、リセットすることができます。
そして習慣づけることで、疲れにくい体質へ変えていくことができます。
毎日のあらゆるパフォーマンスが見事に上がります。

疲れを癒すために
症状を治すために
病院に行かないといけない、なにかの教室に行かないといけない、誰かの教えを請わないといけない、なにかを買わないといけない、

かつてはそう思っていた私ですが、

自然に寄り添うことと
心をチェックすること

これだけで、身ひとつで症状をフリーにすることが可能だと知りました。   
その気になれば、いつでもできる。


なにか症状を感じたら思わずチャンス!と思うくらい試すのが楽しくなってしまう、
そんなくらいに自然療法は身近にある。
合わせて、先に紹介したマインドボディヒーリングを実践しながら都度都度 心を解決していくと

ストレス→症状
を断ち切って、

ストレス→ストレスを感じた心を見つめる
→症状が起こされる前にフリー
というサイクルを作り出すことができます。

さらには
ヨガや瞑想が苦手だった私ですが、
いつからかイマジネーションが働くようになり、集中できるようになった。
こういったケアもまた、心を見つめやすくしてくれる方法だと思います。


今回は、
私の自然療法入門の体験談でした。

実際にその症状が治ってゆくその陰には、自然の思いやりと心があることを忘れずに。 

今日もありがとう。




旅はつづく。

HAZAMA-blog

菓子屋と音楽家と日常の狭間を語る。