自然に寄り添う①
とある日にこの二冊の本をいただく機会があり、穴があくほど読み返す愛読書になるまでには少し時間を要した。
わたしは自然食に切り替えてもなお、
なんとなく薬でその場しのぎの対処をし続け
きたことが、割と最近まである。
その間、
不調がいつまでも完治しないことで先が明るく見えなくなっていたこと、
veganであることとオーガニックのものへの強い固執、
自然食に切り替えても尚続く不調に対する苛立ち、
ネットから得る偏った知識に不安と安心を抱いていたこと
これにて負の自分がもれなく出来上がっていたわけです。
本を最初手にした時は、本当のところは自然の偉大さや力を信じちゃいなかった。
自然食を選んでいたのも、その頃はまだ頭でっかちな選択だったな。
なにしろ薬は即効性があるから手放せない。
人に会う用事や仕事に合わせて処方しないといけない、薬が日常に組み込まれているから。
わたしの場合ですが、
こんな自分を動かす転機を与えてくれたのは、わたしの体でした。
体の方から「いい加減にしろぃ!」と
がつんと訴えてきた3度の大きな症状を機に、この本をしっかり読む気になり
そこから3年ほどかけて、
ゆっくりと、前進と後退を繰り返しながら、でも確実に症状の回復ができています。
まだ続いています。
体が自然に寄り添って、
今は薬を飲まない、塗らない生活ができている。症状がでたら、「薬」はもう頭には無い。
人間がその気になれば自然は大きな愛で受け止めてくれる。
そしてようやく自分を抱きしめてあげられる。
わたしの周りには自然への大きな愛溢れる方達ばかりで、
わたしが自分の経験を今更ながら言っても…と思っていたけれど、
きっと
「この薬生活どうにかしたい」
と本気で感じた人は
自然療法とか自分と同じ症状の人を熱心に調べるでしょう。
わたしはめちゃめちゃ調べたけど、本当の答えは調べただけじゃわからなかった。
だったら自分で試して、その答えがようやくわかる頃になったら、
いつか備忘録として書き留めようと思った。
そしてそれが誰かの良いきっかけになったらいい。
つづく。
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