ベトナム旅行記⑦

「ベトナム旅行記⑥」の続き。

2023.8.31
曇り空。

近所の街を歩いて、屋台のバインミーを注文する。

小さな青いプラスチック椅子に腰掛けて
店員のおばちゃんと同じ方向を見て食べる。

ピーナッツがたっぷり入っていた。



今日もひたすら歩く。
鍵盤ハーモニカを連れていって、
音を出して録音できる場所を探した。 

途中トゥボン川沿いのカフェでジュースを飲んでいたら、店内から生のピアノの音が聞こえてきた。

振り返ると、現地のお客さんが一曲弾いていた。
きちんと調律されているようで、カフェライブの開催もあるようだ。

ピアノの席が空いて、私も弾かせてもらえないか聞いてみた。
店員さんは「オフコース!」と快くピアノの前へ座らせてくれた。

この地で1週間。
これまで描いていたものを記録する、そんなひと時でした。
ありがとう。
お昼はシーフード焼きそばのような。
麺がもちもちしている。好みに合わせてチリを混ぜて食べる。


街で土産ものを見て回る。

服を買った店や、入ったカフェの前を通りかかると、店員さんが手を振ってくる。

彼らが毎日見ている道を、このところ毎日歩いてる日本人について、小さな話題になってたりするかもしれない。


さて、今日でホイアンを出発するのだ。

フロントで翌朝のダナン行きタクシーの手配をしてから、夕方はホテルのプールで泳ぐ。

サンシャインホテルの方はとても親切丁寧。わかりやすい英語で手助けしてくださり、本当にありがとうございました。


街に出ると祭りの酔いから覚めるのが難しくなりそうだから、最後の夜はホテルの近辺に居ることにした。

少し歩くと
民家から大音量のカラオケが聞こえてきた。

しばらく歩くと
またカラオケ民家。

さらに歩くと
また…

明日は普通に金曜のはずだけれど、なにか特別な日なのか…?

調べてみる。

ベトナム人は大方歌うことが好きなようで、「うまく歌うより、よく歌う」精神。
家にサウンドシステムを導入してカラオケ大会を開催するほど。まさにコレのことだ…


適度に歩いた後

ボディマッサージへ行って
天国のような時間を過ごす。
大体、始めに足湯をさせてくれるのだけど
ここのジャスミンとポメロのお湯は香りも特に最高だった。

↑マッサージに行くと、大体ポニーテールにさせられてフィニッシュ。

軽くなった体で
初めて行くveganレストラン「Minh Hien」へ。
veganホワイトローズ。
コムガー。
バインセオ。ライスペーパーは戻されてない状態。
くるんでタレを付けてる間にちょうどよい具合になる。


市街地より値段設定が低めのよう。
どの料理も感動的に美味しかった……
バインセオが特に。





深夜。
日付が変わってもなお
カラオケが大音量で鳴り響いている。

きっと滞在中の観光客から苦情が来ているに違いないけれど、

…地元民の楽しみは奪えないよな。
って全然寝れないし!

これはヤバイな…


つづく

HAZAMA-blog

菓子屋と音楽家と日常の狭間を語る。