ベトナム旅行記⑥

「ベトナム旅行記⑤」の続き。

2023.8.30
曇り。

来た時よりずいぶんと涼しくなった。

なんだかもう「秋ですね」と、そんな気になっている。ここベトナムで。

寝苦しくなく、スッキリ目覚める。


今朝はバインミーを休んで近所でフォーを食べる。
片言の日本語で嬉しそうに話してくれる店員さんだった。
ありがとう。

こちらも少しは理解していきたいと思うようになる。



今日はタクシーを使い、またアンバンビーチへ出かける。
ドリンクを頼んでビーチチェアへ。

すかさずアクセサリー売りのおばちゃんが話しかけてきて、笑顔で首を振る。

おばちゃんは更にすかさず隣のチェアへ移動し、そこで西洋人女性達と大盛り上がりの後、なにやら交渉を成立させて巧みに物売りをしていた。


今日の海はやや冷たい。


ひとしきり波にのってたのしみ、市街地付近へ戻る。


お昼は再び、「Chickpea Eatery(チックー・イータリー)」。

何を頼もうかかなり迷って、veganチーズサンドイッチとチックピーボールを頼む。


門寄りの外の席に座ると風がそよぎ
頭上のウィンドチャイムが美しく響いた。



オープンキッチンから聞こえるジューサーの音、フライパンに焼き付ける音、トントンと包丁で刻む音。スタッフの女の子達の笑い声。

なんだかとても良い気分になっていたら、
足元にニワトリ達がやってきた。
とてもかわいらしい。



veganチーズは酸味が効いていてホロホロとしたタイプ、さらっとしたマヨネーズが絡んで抜群においしい。
サラダボールの具材はどれも最高。かけるソースはゴマだれでした。
台湾の素食三昧と違って、ここでは生野菜もしっかり食べられるveganメニュー。
味も濃すぎることなく、体に合っている。


ごちそうさまでした。


そのまま旧市街に留まり、細い路地から、だいぶ慣れた道をゆっくり散策。
↑良い気分で歩いていたら
果物売りのおばちゃんの強引さに負けて買ってしまった…
…マンゴスチン。めっちゃ美味い。
日本語を教える寺子屋。
私たちが立ち止まってると、先生が少し緊張した笑顔を向けてきた。

夜はまたいつもの賑わいに。
落ち着いて飲めるところを探していたら、やはり「V vegan」に辿り着いた。


外の席に座って道行く人たちを眺め
世界中にいろいろな人たちが居るのを確認する。

それにしても黙って通りすぎるだけで、「コンニチハ!」とすぐ声をかけられる。

観光客には中国系もかなり多いけれど、日本人ってなぜわかるのかな。歩き方か、顔立ちか…

帰って缶ビール。
今日はとても月がきれい。
↑ホテル前のレストランのわんちゃん。

お客さん来ても、可愛い女性に撫でられても
ずっとその体勢を維持。

ボーっとしてたら
石焼き芋コールが聞こえてきた。
◯◯、、

聞きとった音を検索してみた。


Tra lai(チャーライ)。


ジャスミンティーのことだった。
現地の人とツーショットみたいになってしまった。


つづく

HAZAMA-blog

菓子屋と音楽家と日常の狭間を語る。